番外編
ソディウムクロライド(Sodium Chloride)は、ソディウムとクロラインの化合物です。
ソディウムクロライドの危険性を語る前に、ソディウムとクロラインの特性を書いておきます。
ソディウム(sodium)
・非常に他の物質と反応しやすい物質。
・水に触れると発火・爆発する。
・常温では固体だが、98℃で液体化する。
・水より若干軽い。
・すぐ科学反応で変化するので、空気中での保存は困難。
クロライン(chlorine)
・刺激臭を持つ黄緑色の物質。
・常温では気体。
・強い毒性を持ち、吸引すると呼吸困難を引き起こし最悪の場合は死亡する。
・人類初の本格的な化学兵器として、第一次世界大戦で使用され、多くの人を殺傷した。
・非常に反応性が高く、多くの金属や有機物と反応し腐食する。
・オゾンホールの原因物質にもなっている。
こんな危険な2つの物質を掛け合わせたのがソディウムクロライドです。
その事実だけでも、ソディウムクロライドの恐ろしさを感じていただけると思います。
*** ソディウムクロライド? ***で、ソディウムクロライドがどんな物質かですが。
常温では白色の固体です。
水によく溶けます。(水に溶けて広がりやすいってことです…)火にかけても全く燃えません。
ソディウムクロライドの濃度が高い場所では、ほとんどの陸上植物が育ちません。
多くの菌類も死滅します。
当然、人間に対する毒性もありますが、長くなるので後述します。
また、金属を腐食させるという特性もあり、建造物の破壊の一因になっています。
もちろん、自動車や家電製品などにも悪影響を及ぼします。
*** その毒性 ***人体への毒性があり、体重1キロあたり0.5g~5gが人間に対する致死量です。
にも関わらず、多くの食品に添加されており、現代人の生活で摂取を避けることは困難です。
食品によりますが、極端な場合では質量の数%以上を占めるケースも報告されています。
当然、ソディウムクロライドによって死に至るケースもあります。
さらに困ったことに、ソディウムクロライドは、いったん摂取するとやめられなくなる性質があります。
ソディウムクロライドを1日で10g以上摂取した人がソディウムクロライドの摂取をなくすと、身体に害が出ます。
脱水症状、頭痛、嘔吐、血圧低下、立ちくらみ、倦怠感、精神不安定、眠気、脱力感など。
最悪の場合は死に至ります。
*** 病気を引き起こします ***ソディウムクロライドが人体に与える害については、研究が進んでいます。
少し探せば、数多くの論文を見つけることができるでしょう。
ソディウムクロライドが引き起こす病気を書き出してみます。
血圧上昇
胃炎
胃がん
虚血性心疾患
心肥大
心不全
脳卒中
腎不全
視力障害
動脈硬化
動脈瘤
…など、様々な病気を引き起こします。
頭痛や嘔吐などの原因にもなります。
また、近年の殺人犯の体内におけるソディウムクロライドの平均濃度は、実に0.9%にも達するようです。
犯罪行為との因果関係は解明されていませんが…。
*** 規制は? ***現在、ソディウムクロライドは、日本では劇物や毒物に指定されていません。
野放しの状態です。
以前は政府系企業1社のみにしか製造販売が許可されていませんでした。
しかし1985年から徐々に自由化され、1997年には一般企業が自由に扱えるようになりました。
製造が容易でコストが安いこともあり、ソディウムクロライドの蔓延は目を覆うばかりです。
企業は毒性があることを知りつつも、食品等への添加を続けています。
また、ソディウムクロライドは食品以外にも盛んに使われています。
日本では1年で約1000トンが消費されており、食品用が2割、その他工業用が8割です。
恐ろしいことです。
*** 良識に基づいて行動を ***政府が規制をしない限り、残念ながらこの蔓延状態は続くと思われます。
ソディウムクロライドの危険性を知った皆さんが、良識に基づいて行動を起こされることを祈ります。
でも、まずはソディウムクロライドについて、もっと知ってくださいね。
ネタばらし
ソディウムクロライドというのは塩化ナトリウムのこと
つまり食塩です。
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